沖縄県高校新人体育大会、原則無観客で実施へ


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 沖縄県高校体育連盟(上地勇人会長)は10日までに、今月18日から各競技を順次開催予定の県高校新人体育大会を原則無観客で実施する方針を決めた。新型コロナウイルスの感染防止対策が理由。屋内、屋外競技を問わず、登録メンバーのみが会場に入ることができる。大会は来年1月まで競技が予定され、ウイルスの感染状況次第で制限が緩和される可能性もある。

 大会実施ガイドラインでは開会式と閉会式を行わないことや、可能な限り運営、競技の時間を短縮することなどを定めた。県全域が県教育委員会が示す感染レベルが6段階のうち上から4番目の「2―2」以下に収まっていることが開催の条件となり、1地区でも上から3番目の「3―1」以上となった場合は延期、中止を含め検討する。

 大会は9月に予定していた3競技は延期し、18~20日にタピック県総ひやごんスタジアムで行う陸上で幕開けする。集中開催期間は10月31~11月3日。