自民党県連は11日、那覇市の沖縄ハーバービューホテルで総務会を開き、任期満了に伴う役員人事について中川京貴会長(57)、島袋大幹事長(48)、末松文信総務会長(72)の続投を正式決定した。空席となっていた政調会長には幹事長代理の座波一県議(60)が就き、幹事長代理には花城大輔県議(49)が就任する。任期は11日から2年間。
総務会は冒頭のみ公開された。あいさつに立った県連最高顧問の仲井真弘多元知事は「先日の県議選を少しお手伝いした。企業を中心に回ったが、その多くが今の県政が続けば壁にぶつかってしまうという危機感を持っていた。沖縄を改革するには県連が中心となって自信を持って頑張っていくしかない」と激励した。
総務会は県連大会に次ぐ県連の意思決定機関で、国会議員や県議、地域、職域支部長ら66人で構成する。自民党県連は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から今年の県連大会の開催は見送った。