高速船利用者、バス無料 本部町、きょうから運行


この記事を書いた人 Avatar photo 宮里 努
「もとぶへいらっしゃい!」と呼び掛ける平良武康町長(左)と熊坂俊彦社長=10日、本部町役場会議室

 【本部】本部町(平良武康町長)と第一マリンサービス(那覇市・熊坂俊彦社長)は10日、同町役場会議室で「もとぶへようこそ」と「ジンベエ・マリン無料シャトルバス運行」の記者発表をした。無料シャトルバスは本部町の委託事業で、第一マリンサービスが高速船ジンベエ・マリンの利用者を対象に、12日から毎週土曜日、日曜日、祝祭日に限り運行する。

 コースは、那覇発の高速船ジンベエ・マリンが到着する本部町渡久地港と、沖縄美ら海水族館や町内ホテルを結ぶ。町内無料シャトルバスが海路から町内へのアクセスとして運行する。一部のホテルでは乗船券の持参者には割引サービスもある。もとぶかりゆし市場では、本部町の特産品の買い物もでき、ゆったり本部を満喫できる。

 平良町長は「新型コロナウイルスの県の緊急事態宣言で、町の経済に閉塞感が漂う中、新しいプロジェクトで出口戦略を探していこう」とあいさつした。

 熊坂社長は「那覇方面からたくさんの観光客を案内して本部町の良さを紹介したい」と話した。

 本部町観光協会では10月6日、高速船ジンベエ・マリンの町民試乗会を実施する。

(上間宏通信員)