FC琉球、きょう敵地で京都戦 小野も練習に参加、連勝狙う


社会
この記事を書いた人 Avatar photo 上里 あやめ
巧みにボールを扱うFC琉球の小野伸二(中央)=11日、南風原町の黄金森陸上競技場

 サッカーJ2のFC琉球が13日午後6時半から、京都府のサンガスタジアムby KYOCERAで第19節を京都サンガF.C.と戦う。4勝9敗5分けの勝ち点17で18位。前節は大宮にJ2昇格後初の5得点で大勝し、4連敗を止めた。悪い流れを完全に払拭(ふっしょく)して連勝を狙う。

 約1カ月ぶりに報道陣に公開した11日の練習では、笑顔も多く見られ、勝利後の明るい雰囲気が漂っていた。7月に右膝内側側副靱帯(じんたい)損傷で離脱した小野伸二も通常メニューで参加した。

 京都は7勝5敗6分けで8位。個の能力の高さはJ2屈指で、特にピーター・ウタカは13得点でJ21位の得点力を誇る。琉球の阿部拓馬が9得点で2位と続く。連勝中の相手のカウンターを防いで組織力で応戦できるかが鍵になる。

 前節の琉球はカウンターで得点するという新たな形も見せた。樋口靖洋監督は「あとで大宮戦がきっかけだったと言えるように、次も勝っていきたい」と語った。