沖縄は菅氏に3票 自民総裁選予備選に3620人、最多得票


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菅義偉氏=9月8日

 安倍晋三首相の後継を決める14日の自民党総裁選で、自民党県連(中川京貴会長)は13日、党員・党友による予備選挙の開票結果を受け、持ち分の全3票を菅義偉官房長官に投じる方針を決めた。県連は14日の総裁選後に開票結果を公表する予定だが、複数の県連幹部によると、菅氏が最多得票数を獲得した。県連は、最も得票数の多かった候補者に3票全てを投じる「総取り」方式を採用している。

 予備選挙の結果を受け、中川会長と島袋大幹事長、末松文信総務会長の3氏が14日に上京し、東京都内で行われる両院議員総会で菅氏に3票を投じる。
 県連によると、県内の党員・党友7700人のうち、予備選に参加した常任総務会の23人を含む3620人が投票し、有効投票数は3614票、無効票は6票。投票率は47・01%で、2018年の前回総裁選から8・07ポイント上昇した。