半年ぶり世界観全開! オモイトランスが配信ライブ 情熱的なメロディー届ける


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配信ライブでパワフルな楽曲を届けるオモイトランスの、りーこ(右・ボーカル・ギター)、ゆう(左・ベース・コーラス)、みゆぱん(ドラム・コーラス)=4日、那覇市牧志のOutput

 3ピースロックバンド「オモイトランス」主催の配信ライブ「45minutes ONEMAN SHOW “決起集会”」が4日、那覇市牧志のライブハウスOutput(アウトプット)で開かれた。りーこ(ボーカル・ギター)、みゆぱん(ドラム・コーラス)、ゆう(ベース・コーラス)が奏でる情熱的な演奏と耳に心地良い情緒的なメロディーで“オモトラ”の世界観を届けた。

 幕開けは「サマーworks」を力強く響かせ、高らかなりーこの声で、切ない歌詞とコーラスが印象的な「HELLO」で引き付けた。ステップを踏みながら爽快に奏でるゆうのベースと、みゆぱんと、りーこの歌声が美しく合わさる「coe」でも存在感を放った。

 オモイトランスにとって約半年ぶりのライブとなった。MCでは自粛期間の過ごし方について緩やかに報告し合った。残り時間がトークライブになってしまうと突っ込み合い、メンバーの仲の良さがうかがえた。

 りーこは「(自粛期間は)自分と向かう機会がすごく増えた。立ち止まって初めて失ったものの大きさや得たものに気付くと思う。果たせない約束が重なったままでいる。この夏、最後の約束の歌を(歌う)」と語って、「夕焼け小焼け」を披露した。

 終盤は「Nichijo」、「カエリミチ」をじっくりと聴かせた。ライブ後には視聴者に向けて抱負を語り、今後のさらなる活躍を誓った。