本部ハンバーグおいしい もとぶ牧場が町内学校に提供


社会
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
地元産のハンバーグを頰張り、笑顔を見せる本部小の児童ら=16日、本部町の同小

 【本部】新型コロナの影響を受ける子どもたちに英気を養ってもらおうと、もとぶ牧場(本部町、坂口泰司社長)は町立学校給食センターに「もとぶ牧場ハンバーグ」を約3千食提供した。16日は本部小516人の児童に地元産ハンバーグが届いた。子どもたちはおいしそうに頰張り、教室は笑顔に包まれていた。

 幼稚園から中学校まで計9校、9月と11月の学校給食で配布される。16日が誕生日だった中山波音(はおん)さん(5年)は「ハンバーグは食べ物の中で一番好き。めっちゃおいしい」と笑顔を見せた。
 もとぶ牧場は町内で2千2百頭の黒毛和牛を飼育している。ビール粕などからなる発酵飼料を用いており、柔らかい肉質、脂の甘みが強いのが特徴だ。
 営業企画部の田中裕士主任は「子どもたちが喜んでいる姿を見られて、やって良かったと思う。地元でこんなにおいしいお肉を育てていると、学ぶきっかけになってほしい」と願いを込めた。