メイクマンが2000万円寄付 沖縄県のコロナ対策本部に「育ててもらった県民の力に」


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玉城デニー知事(右)に新型コロナウイルス感染症対策本部への寄付金目録を手渡すメイクマンの宮城順一社長=17日、県庁

 沖縄県内でホームセンターを運営する「メイクマン」(浦添市、宮城順一社長)は17日、県の新型コロナウイルス感染症対策本部に寄付金2千万円を贈った。宮城社長が同日、県庁を訪れ、玉城デニー知事に目録を手渡した。

 宮城社長は寄付について「創業して45年の節目の年でもある。県民に支えられ育ててもらった企業として、少しでも力になりたいと考えた」と説明。県に対して「感染症対策に役立ててもらい、一日も早くコロナが収束して平和な日常が戻るよう心から祈っている」と語った。

 目録を受け取った玉城知事は「大きな気持ちを寄せていただき、心から感謝したい。県民や事業者の懸命な努力のおかげで、少しずつ新規感染者の数が少なくなってきているが、医療の現場が逼迫(ひっぱく)、体制が崩れないように最大限留意していきたい」と感謝した。