社会の課題、オンラインで知恵集め 「ブレスト会議」初の沖縄開催


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
オンラインで開催された沖縄Beyondミーティングの様子=11日(提供)

 【沖縄】社会課題の解決について話し合う「第1回沖縄Beyond(ビヨンド)ミーティング~社会課題に挑む人を応援するブレスト会議」が11日、オンラインで開催された。沖縄市の創業支援施設「Startup Lab Lagoon(スタートアップラボラグーン)」と県、沖縄ITイノベーション戦略センター(ISCO)が共同で実施し、県内では初開催。

 ビヨンドミーティングは組織や肩書き、世代を問わず誰でも参加できる。2018年に始まり、全国各地で開催されている。参加者は新規事業に挑戦する人にアイデアを提供し、共に課題解決を目指す。

 この日はスタートアップラボラグーンを拠点に、ビデオ会議アプリ「Zoom(ズーム)」を使って行政職員やNPO関係者、学生など約80人が参加した。外国人技能実習生の居場所づくりについて意見を求めた大仲るみ子さんは「地域とつながるオリエンテーションツアーや沖縄食材を使った料理教室など面白いアイデアをもらった」と話した。