自民党県議が菅首相と会談 コロナ対応や経済対策を要請


この記事を書いた人 Avatar photo 上里 あやめ
自民県議らから要請文を受け取る菅義偉首相(中央右)=17日午前、国会内

 【東京】菅義偉首相は17日、新型コロナウイルス感染症対策などを政府に要請するため上京した自民党県議らと国会内で会談した。首相は「沖縄の諸問題に引き続き力強く取り組んでいきたい」と強調。官房長官時代に続き、首相としても自身で沖縄政策に取り組む姿勢を見せた。

 県議らによると、事前に面談を打診していたものの実現不透明だったが、首相が時間を確保し、駆け付けたという。会談時間は約10分だった。

 要請内容は、県議会会派「沖縄・自民党」としてコロナ対応と経済活動の両立を図るための対策を求めるもの。PCR検査の充実や助成金、給付金などの拡充を盛り込んだ。県議らは首相との会談後、自民党本部や内閣府を訪れ要請文を手渡した。