オール沖縄が「にぬふぁぶし」金城氏擁立へ 衆院4区 平良氏固辞で転換


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金城徹氏

 玉城県政を支える「オール沖縄」陣営は16日、次期衆院選に向けた衆院沖縄4区の候補者選考について政治団体「新しい風・にぬふぁぶし」共同代表の金城徹氏(66)の擁立を固めた。早ければ19日の選考委員会(委員長・大城一馬社大党委員長)で正式決定する。

 選考委は16日の会合で、社大党書記長で那覇市議の平良識子氏(41)と金城氏の2氏を軸に選考作業を進めることを確認した。当初は年齢や活動実績などの観点から平良氏を擁立する方針だったが、18日に選考委が立候補の意向を確認したところ平良氏は固辞した。保守政治家として、翁長・玉城県政を支えてきた金城氏を擁立する方針に転換した。

 19日の選考委で金城氏が自ら立候補の意向を表明する見通し。県政与党幹部によると、金城氏擁立については玉城デニー知事や後援会幹部も了承しているという。