「オール沖縄」勢力でつくる衆院沖縄4区の候補者選考委員会(委員長・大城一馬社大党委員長)は20日、政治団体「新しい風・にぬふぁぶし」共同代表の金城徹氏(67)に対し、次期衆院選で沖縄4区から出馬するよう要請した。併せて、にぬふぁぶしも金城氏に出馬を要請した。これらの要請に対し金城氏は近く要請を受諾する考えを示した。
金城氏は「身の引き締まる思いだ。『オール沖縄』の流れを絶やしてはいけない。早期に出馬表明できるよう環境を整えたい。皆さんの力を背に受けて4区当選を果たしたい」と述べた。
要請は那覇市山下町にある金城氏の事務所で行われた。大城委員長は要請の際、「保守中道の立場で活動してきた金城氏の擁立を全会一致で決めた。我々の決意と覚悟をくみ取ってもらい、立候補をお願いしたい」と述べた。
選考委員会は19日の会議で金城氏の擁立を全会一致で決めた。