飲食クーポン事業開始 南大東商工会、村内従業員対象に


この記事を書いた人 Avatar photo 宮里 努
コロナ禍の消費喚起の取り組みをPRする(右から)園田義三朗商工会理事、垣花恵忠商工会長、居酒屋ちょうちんオーナーの喜友名康栄さん=9月15日、南大東村字在所の居酒屋ちょうちん

 【南大東】南大東村商工会は島内経済の需要喚起を促す取り組みとして7日から「Let’s go 3クーポンプロジェクト」を開始した。同プロジェクトは、村内企業に勤める従業員に飲食店で使用できる3千円分の商品券を配布し、コロナ禍の影響で客足が遠のいている飲食店での消費を促す目的で実施。現在、村内の居酒屋、割烹(かっぽう)、バーなど21店舗の飲食店が参加している。

 同商工会の垣花恵忠会長は「緊急事態宣言が解除され観光客数は今後徐々に回復が見込まれるが、村内の飲食店は売り上げが半減している事業者も多い。入域観光客数の回復を待ってはいられない状況にある。このプロジェクトを通して村内の需要喚起と消費の促進を図り、コロナ禍からの回復に向けて頑張っている事業者を支援していきたい」と語った。
 (池田羊子通信員)