政治

自衛隊「電子戦部隊」沖縄に配備検討 中国を念頭、数年内に

東京・市ヶ谷の防衛省

 【東京】防衛省が電磁波を使い相手の攻撃を防ぐ「電子戦」の専門部隊を、沖縄県内に配備する方向で検討していることが分かった。沖縄本島の既存の陸上自衛隊施設を軸に、数年内に拠点を設ける方針。南西諸島周辺での中国の活動活発化などを念頭に、宇宙やサイバーと並び電磁波という新たな軍事分野での対応を強化する狙いがある。政府関係者が21日までに明らかにした。

 防衛省は2021年3月、電子戦を担う80人規模の専門部隊を健軍駐屯地(熊本県)に発足させる。沖縄での設置はこれに連動するもので、部隊新編が相次ぐ自衛隊の「南西シフト」の一環にも位置付けられる。

 専門部隊は強力な電磁波を使って相手の通信機器やミサイル誘導用電波などを妨害したり、自国の通信を防護したりする役割を担う。近年、中国やロシアが電子戦の能力を向上させているとされる。

 防衛省・自衛隊は離島防衛に関する作戦を遂行する上で、電子戦は欠かせない要素と捉えており、陸自の島しょ奪還の専門部隊「水陸機動団」との連携なども想定している。



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