「シークヮーサー湯」東京の銭湯に 名護市長、ひと肌脱いでPR


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「シークヮーサー湯」に入って名護市をPRする渡具知市長=2020年9月22日、東京・高円寺の小杉湯

 【東京】東京都杉並区高円寺の銭湯で名護市に行った気分に―。シークヮーサーの日の22日、高円寺の銭湯「小杉湯」では、沖縄県・名護市産のシークヮーサーを使った「シークヮーサー湯」と名護産の泡盛「轟」と「龍泉ブルー」を使った「泡盛湯」が用意され、渡具知武豊名護市長が市のプロモーション動画撮影のために上京して湯につかった。渡具知市長は「コロナがあけたらぜひ名護に」とカメラに向かって呼び掛けた。

 銭湯利用客の拡大を図ろうと新たな取り組みを展開している小杉湯は3年前から、名護の関係者との縁ができたのをきっかけにシークヮーサー湯や名護の物産も銭湯内で販売している。シークヮーサー湯は前日に続いて2日連続の取り組み。

 昨年は杉並区内の20の銭湯でシークヮーサー湯を提供し、今年は都内全域に広げる予定だったが、新型コロナウイルス拡大の影響で小杉湯だけの開催となった。銭湯のイベントは大阪でも18の銭湯で実施されている。
【琉球新報電子版】