「いつまでもお元気で」 伊是名幼稚園児 高齢者全員にメッセージ


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メッセージボードを届けた伊是名幼稚園の園児たち=15日、伊是名村保健センター

 【伊是名】村立伊是名幼稚園の園児35人が15日の老人の日、村保健センターを訪れた。例年は敬老会を行っていたが、今年は新型コロナウイルス感染症予防対策の影響で、直接会っての交流は中止になった。

 園児たちはおじいちゃん、おばあちゃんのために手作りのメッセージボードを保健センターに届けた。村内の65歳以上の住民は390人おり、全員分のメッセージボードを園児たちが作った。メッセージボードには子どもたちの手で気持ちのこもったイラストとメッセージが書かれている。

 メッセージボードは前田政義村長の琉歌での激励の言葉「コロナ打ち負かち夏負きん忘して吾肝涼々(ワチムシダシダ)と暮らす嬉りしや」が書かれた箱に島の特産品などと一緒に詰められ、役場職員が村内を回り贈り届ける予定だ。

(比嘉陽子通信員)