コロナで中止の「KINIアロハ」 八重山を背景に来月25日配信


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動画収録に臨む「メケアロハ プメハナ」のメンバー=16日、石垣市川平の石垣シーサイドホテル

 【石垣】新型コロナウイルスの感染拡大を受けて中止となった「KINIアロハフェスティバル2020in石垣島」(主催・同実行委員会、共催・石垣市、琉球新報社など)の実行委員会は島内外のフラ愛好者への動画配信に向けて準備を進めている。地元フラチームが八重山の風景をバックにフラを踊る内容で、イベント開催日だった10月25日に配信する。

 3回目の「KINIアロハ」には過去最多となる島内外の23チーム、総勢人超が出演する予定だった。動画配信は参加がかなわなかった出演者らに向けて、八重山の風景を楽しんでもらおうと企画された。8月下旬から開催場所だった船蔵公園をはじめ、市内の観光地や与那国島など6カ所で地元6チームが撮影に臨んだ。16日には市川平の石垣シーサイドホテルで「メケアロハ プメハナ」のフラの撮影が行われた。

 次年度からは「石垣島フラフェスティバル」に名称を変えて開催する。高橋秀明実行委員長は「配信で次年度につながりを持たせ、将来的な発展に結び付けたい」と話した。