各地のエイサー動画で生配信 自宅で祭り楽しんで


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
「リモートエイサー祭」を企画した松田一利=14日、那覇市の琉球新報社

 自宅から動画を見てエイサーを楽しむ「リモートエイサー祭」(同実行委員会主催)の生配信が27日午後6時から、動画投稿サイト「YouTube」である。17日現在、県内各地の青年会など9団体のほか、泡瀬京太郎保存会の特別出演が決まっている。視聴は無料。

 祭は北谷町出身の民謡歌手松田一利が企画した。自身も謝苅青年会で長年エイサーに携わってきた松田は「ここまでエイサーを見ることができない年は初めて。同じように寂しい思いをしている人たちが多くいると思う。動画を通じて、楽しんでほしい」と話した。旧盆の道ジュネーが相次いで中止になり、青年会の活動資金が厳しい現状にも触れ「祭りを通じて青年会の活動支援金も募っている。協力をお願いしたい」と呼び掛けた。

 リモートエイサー祭特設サイトはhttps://eisaokinawa.localinfo.jp/