衆院沖縄1区の候補者一本化を 経済界有志が自民県連に要望


この記事を書いた人 Avatar photo 慶田城 七瀬
左から国場幸之助氏、下地幹郎氏

 自民党県連の中川京貴会長ら県連役員と国場組の国場幸一会長ら経済界有志との意見交換会が23日、那覇市のザ・ナハテラスで行われた。会合では、年内にも想定される次期衆院選に向けて県連と経済界が連携していくことを確認した。保守分裂の状態が続く沖縄1区については、経済界側から候補者一本化を求める声が上がった。

 沖縄1区を巡っては、国場幸之助氏(47)=自民=と下地幹郎氏(59)=無所属=が前回、前々回とも県政与党の「オール沖縄」勢力が支援した赤嶺政賢氏(72)=共産=に敗れており、経済界からは保守候補の一本化を求める声が根強い。ただ、この日の会合では具体的に候補者名は挙がらなかったという。国場、下地両氏ともに次期衆院選に出馬する予定。会合の出席者は県連側が中川会長や島袋大幹事長ら役員7人。経済界は国場氏のほか、下地米蔵大米建設会長や津波達也県建設協会会長ら12人。