オキコ、6月期決算は減収減益 役員は全員再任


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オキコ本社

 オキコ(西原町、銘苅敏明社長)は23日、役員人事と2020年6月期決算を発表した。18日の株主総会と取締役会で、銘苅社長ほか8人の取締役全員を再任した。仲田龍男代表取締役会長(68)は代表権のない会長となった。

 純売上高は前期比3%減の151億4145万円だった。新型コロナウイルスの感染拡大で観光客が減少したことから、土産品のお菓子やコンビニでの販売が落ち込んだ。

 経常利益は同8.6%減の2億8336万円だった。売上高の減少や物流費・人件費の増加が影響した。

 純利益は前期の特別利益計上の反動減も重なり、同20.3%減の2億131万円だった。21年6月期の計画は、純売上高が0.1%増の151億6200万円を見込んでいる。