マンゴハウスが医療用ガウン596枚寄贈 医師会に


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県医師会の宮里達也副会長(左から2人目)に、医療現場で活用できるガウン596枚を寄贈するマンゴハウスの金城忠代表取締役(同3人目)ら=25日、南風原町新川

 かりゆしウエア専門店「マンゴハウス」(那覇市)の金城忠代表取締役らが25日、医療現場で活用できるガウン596枚を県医師会に寄贈した。ガウンは医師会から医療機関や福祉施設に配布する。

 同社は新型コロナウイルスの治療に当たる医療従事者を支援するため、かりゆしウエアの販売1枚ごとに2千円を寄付している。アパレル沖縄生産協同組合が製造する医療用に代用できるガウンを買い取って寄贈した。金城代表は「我々も観光客減少の影響をもろに受けているが、何とか役に立ちたい」と話した。

 県医師会の宮里達也副会長は「医療用物資の逼迫(ひっぱく)感は以前に比べ落ち着いたが、福祉施設などにはまだ十分に行き渡っていない」と寄贈に感謝した。