暮らしの変化や夢をしまくとぅばで発表 語やびら大会開かれる


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しまくとぅば語やびら沖縄市大会の参加者=20日、沖縄市社会福祉センター

 【沖縄】しまくとぅば語やびら沖縄市大会(沖縄市文化協会しまくとぅば部主催)が20日、沖縄市社会福祉センターで開かれた=写真。新型コロナウイルス感染拡大防止のため来場者の人数を制限して行われた。大会の様子は後日、オンラインで配信される予定。

 例年、同大会で中部地区大会への派遣者を選考するが、新型コロナの感染拡大の影響で地区大会と県大会は中止となった。沖縄市大会は規模を縮小し審査などは行わなかった。安慶田小学校5年の東江沙和さん、比屋根小学校5年の宮里朝圭さん、県立与勝緑が丘中学校1年の平田彩望さん、成人の部に源河朝盛さんが出場。将来の夢や新型コロナで変化した暮らしなど、しまくとぅばで発表した。

 市文化協会しまくとぅば部の嘉陽宗吉部長は「ウェブは初の試みだが、開催できてよかった。今後はやる気のある子どもたちがしまくとぅばの継承をリードしてほしい」と話した。