エイサー地謡の「紅白歌合戦」 4団体が参加、自慢の唄や演舞を披露 沖縄市の音市場


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地謡紅白歌合戦の開催をPRする出演者ら=9月24日、沖縄市のミュージックタウン音市場

 【沖縄】沖縄市のミュージックタウン音市場は4日、「第1回全島青年エイサー地謡紅白歌合戦」を同会場で開催する。県内で活動する4団体が紅組と白組に分かれ、自慢の唄や演舞を披露する。開場は午後6時、開演とライブ配信は同6時半から。新型コロナウイルスの影響で、県内各地で道ジュネーなどの中止が相次ぐ中、唄だけでも届けようと企画された。普段は裏方として太鼓の演舞を盛り上げる地謡にスポットを当て、各地域に根付く唄を披露する。

 沖縄市池原青年会、浦添市にしばる青年会、うるま市天願区青年会、琉球風車が出演、地謡をはじめ太鼓や手踊りなども舞台上で演舞する。新垣健副館長は「沖縄は唄で元気を取り戻してきた歴史がある。各地域の文化を再確認する機会にしたい」と話した。チケットは前売りが一般1500円、ファンクラブ会員1300円、小学生以下が千円。当日はそれぞれ500円増し。ドリンク代が別途かかる。配信チケットは千円で、Peatixで販売する。問い合わせは(電話)098(932)1949。