困難を共に乗り越えよう バスケ県出身選手ら「ブレークスルー」Tシャツでエール


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 プロバスケットボールBリーグ1部のサンロッカーズ渋谷に所属する沖縄県出身選手らが1日までに、バスケットボール専門店「ステップバイステップ」と琉球新報社が共同で進めるブレークスルーTシャツの企画に賛同し、コメントを寄せた。新型コロナウイルスの影響が続く中、伊佐勉HC、元琉球ゴールデンキングスACの浜中謙AC、山内盛久、渡辺竜之佑が県民にエールを送った。

ブレークスルーTシャツを着てポーズを決めるSR渋谷の(左から)浜中謙AC、山内盛久、伊佐勉HC、渡辺竜之佑(提供)

 同企画では、商品を通じて多くの人に勇気や連帯を感じてもらうことを目的に、「現状を打破する」「壁を突破する」などの意味を持つブレークスルーの英字を記したTシャツを共同制作した。売上金の一部は多くの大会が中止になった学生らの支援のため、県スポーツ協会に寄付する。

 伊佐HCは学生たちに「今できることを精いっぱいやれば将来必ず役に立つ。目標を失わず、いろいろなことに挑戦してほしい」とエール。浜中ACは「私たちも少しでも前進できるよう日々努力している。ユニット(団結)してブレークスルーしましょう!」と力を込めた。

 山内は「困難な状況だからこそ共に手を取り、乗り越えていけるよう頑張りましょう」。渡辺は「大変な状況の中でも楽しみを見つけて、力を合わせて困難を乗り越えていきましょう」とコメントした。