プロ野球参入目指し年間108試合 琉球ブルーオーシャンズ 来季活動計画を発表


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来季の活動計画を発表したブルーオーシャンズの(左から)小林太志球団代表、応援大使の根間ういさん、北川智哉社長=5日、県庁

 日本プロ野球機構(NPB)参入を目指す琉球ブルーオーシャンズは5日、来季の活動計画を発表した。県外遠征や他リーグ戦への参加、県外チームの招待など県内外で年間108試合を目指すという。

 1月下旬から県内でキャンプ入り。3月にかけて県内でキャンプを張るNPB球団のファームや海外プロ、社会人、大学チームとの練習試合を組む予定。4月以降は、西日本や東日本への遠征なども行い、九州リーグや社会人チームと対戦する。11月にあるNPBフェニックスリーグ参戦も計画している。予定する108試合のうち半数は県内で開催し、社会人以外との試合は有料での観客動員も進めるとしている。

 県外遠征は宮崎県や山口県岩国市、千葉県を拠点に長期滞在での活動を検討。九州リーグについても参戦を調整中という。来季は戦力拡充のため練習生の受け入れも始める。

 北川智哉社長は「今季は新型コロナウイルスの影響で活動が制限された。来季は飛躍の年とすべく、積極的な展開を目指し、活動計画の実現に向けて全力で取り組みたい」と決意を新たに目標を語った。

 県庁で会見し、沖縄発「バーチャルユーチューバー」として活動している「根間うい」さんの応援大使任命、お披露目も行った。3Dキャラクターの根間さんは「SNSなどを通じて盛り上げていきたい」と抱負を語った。