沖縄でも秋の気配 本部町で旬のカーブチー収穫 


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旬を迎えたカーブチーを収穫する農家=7日午前、本部町伊豆味(大城直也撮影)

 8日は二十四節気の一つ「寒露」。冷気が加わり、秋の深まりを感じさせる頃となる。沖縄地方は朝晩の気温が下がり、秋の気配が感じられるようになった。

 本部町伊豆味では7日、地元の農家が沖縄在来のかんきつ類・カーブチーを収穫した。伊佐常信さん(84)は「さっぱりとしていておいしい。香りを楽しんでもらいたい」とニッコリ。額の汗を拭きながら、丁寧に秋の味覚を取り入れていた。

 本部町では「カーブチーの日」の10日からミカン狩りシーズンが始まる。