「ぱ」の次は「べ」! フィナンシェ第2弾は県産紅芋 那覇空港など9日発売


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「べのフィナンシェ」を発売するファッションキャンディの浦崎安人専務(左)、リウボウ商事の城間亮営業統括部長=7日、那覇市泉崎の琉球新報社

 リウボウ商事(那覇市、糸数剛一社長)は県産紅芋を使用した焼き菓子「べのフィナンシェ」を9日、那覇空港の直営店で発売する。商品はファッションキャンディ(宜野湾市、城間敏光社長)と共同開発しており、ファッションキャンディの直営店、ECサイトでも同日から取り扱う。

 昨年4月に発売した石垣島産パイナップルを使用した「ぱのフィナンシェ」に続く第2弾。

 新商品の「べのフィナンシェ」は紅芋の品種「ちゅら恋紅」を使用する。鮮やかな紫色とねっとりした食感、芋の風味を生かしてしっとり焼き上げた。

 当初は5月の販売を予定していたが、新型コロナウイルスの影響で発売を延期していた。ファッションキャンディの浦崎安人専務は「満を持しての販売。落ち込んでいる観光みやげ品業界の盛り上げに寄与したい」と話した。リウボウ商事の城間亮営業統括部長は「観光客が減り業界全体が落ち込んでいるが、こんな時だから新商品を出し、明るくしたい」と意気込んだ。

 商品は10個入りが千円(税別)、4個入りが500円(同)。