添加物は一切なし! 天然のパインの味を缶詰、ジュースに 名護のパイナップルワイナリー


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
「パイン本来の甘みを味わってほしい」と話す(左から)安里清高社長、上江洲朝則会長、畑貴嘉工場長=7日、ナゴパイナップルパーク

 【名護】名護パイナップルワイナリー(安里清高社長)は7日、「ロイヤルスウィートお披露目式」を沖縄県名護市のナゴパイナップルパークパイン工場で開いた。「ロイヤルスウィート」は砂糖を使わず、パインの甘さだけで作り上げたパイン缶詰とジュースのブランドで、今年は台風が少なく原料となるパインの出来は良いという。

 安里社長は「添加物を入れずに実と果汁だけで作っている。天然の味を堪能してほしい」と語った。

 8月上旬に製造を開始した。本島北部産の露地物「夏実パイン」のうち、糖度13度以上のパインを使用している。缶詰は1万缶、ジュースは2万本をそれぞれ生産する。

 缶詰(容量420グラム)は千円(税別)、ジュース(500ミリリットル)は1300円(同)。名護パイナップルパークなどの店舗やホームページで購入できる。