宮古島市長選、現職の下地敏彦氏が出馬表明 3期の実績強調


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4期目の出馬を表明する下地敏彦氏=8日午後、宮古島市平良のJAおきなわ宮古地区本部ホール

 【宮古島】任期満了に伴う来年1月17日投開票の宮古島市長選に向け、現職の下地敏彦氏(74)が8日、同市平良のJAおきなわ宮古地区本部ホールで記者会見し、4期目の出馬を正式に表明した。下地氏は「私の市政の総仕上げと、ますますの市政発展のために持てる力を出し尽くす」と決意を語った。

 下地氏は伊良部大橋開通や平良港の整備、学校給食無償化など3期11年半の実績を強調した上で「今後は老人福祉や介護施設の充実・強化、子育て環境の整備など新たなソフト事業に取り組む」と話した。

 市長選に向けては「オール沖縄」陣営も候補者の擁立を模索している。

 下地 敏彦氏(しもじ・としひこ)1945年12月生まれ。市平良下里出身。琉球大卒。県宮古支庁長、旧城辺町助役、県漁業協同組合連合会代表理事会長などを歴任し、2009年1月から現職。