立民と国民が県連統合へ 会長に屋良衆院議員 あす発表


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(左)屋良朝博氏 (右)大城竜男氏

 9月に発足した新「立憲民主党」の地方組織の統合に伴い、旧立民県連と旧国民民主党県連は16日、那覇市内で会合を開き、二つの旧県連を立憲民主党県連として統合する方針を決めた。18日に会見を開き、正式発表する。新立民県連の会長には旧国民県連の屋良朝博衆院議員が就任し、幹事長には旧立民県連幹事長の大城竜男南城市議が就く。

 旧立民県連代表の有田芳生参院議員は代表代行に就く。旧国民県連代表の清水磨男那覇市議の役職は未定だが、政調会長を軸に調整を進めている。屋良氏は16日、本紙の取材に「細かな規定についてはこれから詰めるが、大きな塊として合流することを決めた。統合により、県内でも大きな勢力となる」と述べた。

 両県連の統合を巡っては、9月に連合沖縄を交えた協議会を設置し、議論を進めていた。今回の方針決定を受け、今後は両県連のみが参加する協議会を設け、近く規約などに関する覚書を結ぶ予定。