女子円盤、友利が大会新V 男子やりで玉城2位 九州高校新人陸上


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 高校陸上の第38回全九州新人大会第2日は17日、長崎県のトランスコスモススタジアム長崎で行われ、女子円盤投げの友利晟弓(那覇西1年)が44メートル70の大会新記録で優勝した。17日時点で、全国高校生ランキング1位の42メートル77を1メートル93更新し、ランキング1位に躍り出る予定だ。男子やり投げの玉城紫音(久米島2年)は59メートル54で2位入賞を果たした。


友利、自己ベスト2メートル68更新

 女子円盤投げの友利晟弓(那覇西)が、大会新記録で九州の頂点に立った。「率直にうれしい」と大きな目標に掲げる45メートルの大台も見えてきた。高校に入り、基礎体力の向上や練習で投げ込む量も増やして挑んだ九州大会は、これまでの自己ベストを2メートル68更新し、素直に喜びを語る。

 2、3投目は体重移動がうまくいかず、ファウルになったが「上に飛ぶような意識で」と監督からの助言通りに投じた4投目。大会記録の44メートル70を成功させ、修正力の高さも見せた。

 23日からは、広島県で開催される全国大会にも出場予定で「今大会で得た課題を修正し、目標の45メートルを達成できるよう挑みたい」と前を向いた。