うるま市長の島袋氏 次期市長選不出馬を表明 病気療養で入院 「任期は務める」


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後援会の集会後、琉球新報の取材に答える、うるま市の島袋俊夫市長=18日、うるま市内

 【うるま】うるま市の島袋俊夫市長は18日、市内で開いた後援会の総会で、病気療養に専念するため来年4月に予定されている、うるま市長選に出馬しないことを明らかにした。19日から療養に入り、50日程度入院する。病名などは明らかにしなかった。20日から上間秀二副市長が職務代理者となる。

 19日に発表したコメントによると、当初は通院治療も可能だったが、新型コロナウイルス感染症対策のため、病院の判断で入院することになったと説明した。

 島袋市長は「市民のみなさまにはご迷惑をお掛けするが、公務は副市長を中心に万全を期すとともに、早めに復帰できるよう治療に専念する」と述べた。

 島袋市長は18日の集会後、琉球新報の取材に対し「任期いっぱい務める」と強調した。任期は来年5月14日まで。

 島袋氏は2009年の市長選で初当選し、現在3期目。1952年10月生まれ、市天願出身。沖縄国際大短大卒。旧具志川市議会議長を2期、うるま市議会議長を1期務めた。