「王冠」と「邁進龍」が激突 秋の全島闘牛大会 10カ月ぶりに開催


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全島一優勝旗争奪戦の久保田桂広さん(左)と兼本正健さん=18日、うるま市石川地域活性化センター舞天館
中量級優勝旗争奪戦の佐久川政秀さん(左)と辺土名朝也さん
軽量級優勝旗争奪戦の大城秀司さん(左)と我如古満さん

 【うるま】第113回秋の全島闘牛大会(主催・沖縄県闘牛組合連合会、共催・琉球新報社)が10カ月ぶりに11月8日と15日に開催されることが決まった。10月18日に対戦相手が決まった。全島一優勝旗争奪戦は「王冠」と「邁進龍」、中量級優勝旗争奪戦は「古堅モータース☆黄龍」と「ホホジロ力志」、軽量級優勝旗争奪戦は「雷神逞真王」と「ファイティング大吉」が対戦する。

 11月8日は、新報社長杯(軽量級)、うるま市長杯(中量級)の決定戦がそれぞれ行われる。

 軽量級は現在全島一牛で、超荒技牛として定評のある雷神逞真王に対して、スペイン牛の異名を持つファイテング大吉が挑む。中量級全島一牛の古堅モータース☆黄龍には、デビュー以来負け無しで6連勝の人気牛ホホジロ力志が王座奪取を目論む。

 11月15日に開催する県知事杯(全島一牛)決定戦は、現全島一牛の王冠に対し、元沖縄全島一牛の邁進龍が返り咲きを狙う。
 (平川康宏通信員)

※注:ホホジロ力志の「志」は○囲み