祝「県蝶」オオゴマダラが記念切手に 手紙運んで世界に舞う?


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オオゴマダラの県蝶指定を記念して発売された切手セット

 今年4月にオオゴマダラが「県蝶」に制定されたことを記念し、日本郵便は20日、オオゴマダラのオリジナル記念フレーム切手セットを発売した。同日、比嘉明男沖縄支社長が県庁で玉城デニー知事に贈呈した。

 切手には日本最大級の蝶であるオオゴマダラが花の蜜を吸う写真と羽を広げている写真が印刷されている。日本郵便が県と琉球大学と締結した包括連携協定に基づき共同制作した。

玉城デニー知事(右から3人目)に県蝶に指定されたオオゴマダラの記念切手を贈呈した日本郵便の比嘉明男沖縄支社長(同4人目)ら=20日、県庁

 贈呈式で比嘉支社長は「沖縄のシンボルに仲間入りしたオオゴマダラを積極的に発信し、環境を守る意識の向上や観光振興にもつなげたい」と話した。玉城知事は「オオゴマダラはとてもあでやかで、子どものころから憧れだった。沖縄の自然環境の魅力を世界に発信し、守れるよう取り組む」と話した。

 セットには63円切手1枚、84円切手1枚、ポストカード1枚、実物大のオオゴマダラを描いた台紙1枚が入っている。1セット700円(税込み)。県内の18主要郵便局やインターネットで販売する。