「バク転できたよ!」 親子で挑戦、運動促進プロジェクト 国頭村


この記事を書いた人 Avatar photo 上里 あやめ
バク転に成功し喜びの表情を見せる参加幼児=4日、国頭村立総合体育館児童体育室

 【国頭】国頭村で村運動啓発促進プロジェクトによる「親子で運動習慣! バク転チャレンジ!!」が4日、国頭村立総合体育館・児童体育室で開催された。当日は、村内の5~6歳児の親子12組が参加。「バク転できると人生変わる! プレ・ゴールデンエイジの今が大事!」をテーマに、体の動かし方、体の使い方を親子で楽しく学んだ。

 講師は県内のキッズダンサーにコンディショニング・アクロバット普及・指導を行っている金子陽子さんで、子どもたちが世界のステージで活躍できるドリームサポーターとして活躍中。この日は、くにがみっ子たちがバク転にチャレンジするための基礎知識、準備体操、実技、整理体操までの一連の運動の講演を行った。

 子どもたちは「お話をしっかり聞く」「目を閉じて10秒間しっかり立つ」「バンザイのポーズはしっかり背筋を伸ばす」「座って足の指でグー、チョキ、パーをする」など講師の指導をしっかりと聞いていた。バク転の実技では、心配そうな表情の子もいたが講師の補助にしっかり応え、全員が無事に成功しバンザイの着地ポーズを取り、笑顔を見せた。

 金子さんは「今日学習したバク転などの運動については、復習しながら家庭でもしっかりと子どもを補助して、親子で続けてほしい」と参加した親子に伝えた。
 参加した保護者らのアンケートには「今回みたいな、子どもの運動教室があったほうがいい」「子どもがとても生き生き楽しむ姿が見られた」「親子でできる、今回のようなイベントがあればまた参加したい、とても楽しかった」などの感想があった。
 (新城高仁通信員)