楓空さん10時間半の手術終了、容体は安定 引き続き化学療法


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難病と闘う小学4年生の金城楓空さん(ふうあの会提供)

 【中城】小児がんでも症例の少ない「腹膜悪性中皮腫」と闘う小学4年生の金城楓空(ふうあ)さん(10)=中城村=の約10時間半に及ぶ手術が22日夜、東京の病院で終了した。経過は良好で容体も安定しているという。引き続き化学療法を続ける。支援組織「ふうあの会」が同日夜、フェイスブックで公表した。

 手術と治療は午前9時ごろから始まり、午後7時半ごろ終了した。午後8時ごろから集中治療室(ICU)に移ったという。ふうあの会は「引き続き回復をお祈りいただけたら幸いです」とコメントした。【琉球新報電子版】