名護本部線道路の迅速整備を 本部町長らが県に要請


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上原国定県土木建築部長(左から3人目)に要請書を手渡す平良武康本部町長(同4人目)=26日、県庁

 沖縄県本部町の平良武康町長と地域の行政区長らは26日、県庁に上原国定土木建築部長を訪ね、整備が遅れている国道449号と県道84号名護本部線の早期事業完了を求めた。

 県によると、国道449号は4車線への拡張工事を進め、県道84号名護本部線は用地取得・物件補償の段階。渡久地橋の工事完了にはあと3年かかるという。

 要請書では、県道の用地買収などに時間がかかっている間に放置状態の空き地で景観が悪化するなど、「町の中心部の活気が失われている」と指摘。平良町長は「動かせる所から早めに動かしてもらいたいハード交付金の最重要部門としてやってもらいたい」と要望した。