釣果より安全第一で


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10月17日、残波ゴルフ場下で6~13キロのマンビカーを釣った左から山川健斗さん、島浦慎吾さん、長吉楓さん、内山大輔さん

 マンビカーがよく釣れる残波岬周辺に10月17日、取材に出掛けた。残波岬のマンビカーポイントは灯台下と残波ゴルフ場下の2カ所。午前中に灯台下の様子を見に行くと、米国人でいっぱいで、地元の釣り人の姿もちらほら見掛けた。

 駐車場から比較的近場のここのポイントは、手軽さもあってか多くの釣り人がライフジャケットを着ていなかった。幸いライフジャケットを着ていた釣り人がマンビカーを釣ったので、撮影に成功した。何人かにライフジャケットを着るようにお願いしてから、午後からはゴルフ場下に向かった。険しい山道を20分ほど下ってゴルフ場下のポイントに到着した。ここのポイントもマンビカーを狙って多くの釣り人がいたが、アメリカ人の姿は無く、ほとんどの人がライフジャケットを着用していた。

 マンビカーの群れが回遊してきたのを発見すると、岩場の上から一斉にルアーのキャストを繰り返す。しばらくして内山大輔さんがマンビカーをヒット。掛かったマンビカーは針を外そうと豪快にジャンプを繰り返し激しく抵抗する。魚の引きに合わせて岩場を移動しながら、魚との距離を縮めていく。周りのメンバーも彼のファイトをサポート。数分後、岩場の上に黄金に輝く魚体が揚がった。

 海難事故が増えている。釣り場では必ずライフジャケットを着用し安全に釣りを楽しもう。

 (おきなわ釣王国社・仲栄真修)

10月12日、石川海岸で69センチ・3.54キロのタマンを釣った安里翼さん
10月24日、熱田海岸で63.5センチ・3.54キロのタマンを釣った普天間ロッキーさん

10月15日、嘉手納沖で69.4センチ・4.22キロのアカジンを釣った仲村文隆さん(釣り船レクシー)
10月15日、名護海岸で48.6センチ・1.97キロと38.6センチ・0.94キロのアーガイ、39.2センチ・1.22キロのトカジャー他を釣った神谷紫宜さん(チーム:舞琉遊我磯)

10月23日、西崎海岸で43センチ・1.53キロのチヌを釣った平田徹さん
10月9日、屋慶名海岸で1.98キロのノコギリガサミを釣った下地みなとさん

10月14日、今帰仁海岸で69.5センチ・4.14キロのタマンを釣った當名由樹さん(珍福会)
10月13日、読谷海岸で77センチ・5.65キロのガーラ他ムネアカクチビやトカジャーを釣った三木章由さん

10月18日、西表島で109センチ・17.4キロのロウニンアジを釣った本村政則さん
10月14日、渡嘉敷島で65.5センチ・3.4キロのトカジャーを釣った伊波大輝さん