コロナ禍の「取り組みと変化の情報発信を」 沖縄観光の危機管理で翁長さん講演


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 ツーリズムEXPOジャパンのセミナー「Build Back Better―危機に強い沖縄観光を目指して」では、観光危機管理ラボ「サンダーバード」の翁長由佳代表が講演し、「災害前の状態に戻すのではなく、この経験を機に業界や地域と連携し、今までよりも良い形に復興することが観光危機管理の基本だ」と強調した。

 翁長氏はウィズコロナ期の対応として、安心・安全の取り組みの強化と発信、ICTや専用機械を活用して可能な限り労力を軽減すること、感染者を広げない取り組みを徹底することを挙げた。プロモーション面では「コロナ禍で新たに取り組んだこと、変えていくことを含め、現地からの情報発信を続けていくこと」とした。