社会
首里城焼失1年

首里城再建を願う光、那覇の道を照らす ランタンウォークに500人が参加

赤いランタンを手にゴールする「首里城 うむいの燈ランタンウォーク」の参加者=31日、那覇市の首里城公園(ジャン松元撮影)

 首里城焼失とコロナ禍にある沖縄を明るく照らそうと県内企業各社が主催した「首里城うむいの燈プロジェクト」の一環で、31日、ランタンウォークが行われた。日が落ち始めた夕方から、参加者は赤く温かな光がともるLEDランタンを手に、那覇市の市街地から首里城に続く城下町を約1~1時間半かけ家族や友人らと語らいながら歩いた。

 1300人もの参加応募があったが、コロナ感染予防のため、抽選で500人に限定した。首里城まで約4キロのロングコースは県民広場、2・6キロのショートコースはさいおんスクエア前広場をスタート地点に、30分ごとに50人ずつが歩き始めた。

 仕事で定期的に沖縄を訪れる滝川雅代さん=三重県=は「再建を願い、敬意を示すため」とシックな色合いの紅型の着物と帯で参加。「坂道が大変だった」と汗をハンカチで押さえながら「先人たちもいろいろな思いを持ってこの坂を上ったのだろう」と思いをはせた。

 コロナでイベントも激減する中、宮城由紀子さん(41)は家族6人で南城市から訪れた。双子の娘の娃(あい)さん(12)、玲さん(12)はこの道を初めて歩き「坂がきつかった」と苦笑い。宮城さんは再建が進む首里城に「家族でまた来たい」と話した。



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