新体操・城間(南風原) 完璧フープで県総体と2冠 県高校新人大会


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 県高校新人大会は1日、体操、ハンドボールなど13競技が行われた。レスリング団体は北部農林が6連覇を果たした。体操個人決勝は男子が伊藤明良(美里)、女子は知念大空(西原)が頂点に立った。アーチェリー70メートルラウンドの男子は内間安哉(宜野湾)が588点、女子は屋良帆風(那覇国際)が532点で優勝した。剣道団体は男女ともに小禄が栄冠をつかんだ。ハンドボール男子は興南とコザ、那覇西と西原が勝ち進み、女子は浦添と首里、那覇西とコザが準決勝に進んだ。なぎなたは首里が団体、個人、演技を制し3年連続で3冠を達成した。

新体操女子個人 フープの演技で高得点を出した南風原の城間穂純

 新体操個人は1年生の城間穂純(南風原)が県総体に続き優勝した。リボンはスティックを落として4位に甘んじたが、フープをミスなく演技して総合22・950点で頂点に。「のびのびと演技できた」と笑顔を見せた。

 フープをバウンドさせて逆立ちしながら足で取ったり、空中に投げて足と床で挟んだり、離れ業を次々と決めた。「コロナで練習制限もあったけど、一日一日を集中して相当練習した」と、反復練習の成果を実感。課題となったリボンは「まずは今の演技構成を完璧にする」。フープについては「さらに練習してもっと難しい技を出したい」とより磨きをかける。