県高校新人大会は1日、体操、ハンドボールなど13競技が行われた。レスリング団体は北部農林が6連覇を果たした。
92キロ級を制した北部農林1年の高山朝光。中学で3年間打ち込んだ柔道から転向し、競技を始めたばかりだが、昨日の学校対抗戦からの勝ち続けだった。「柔道をやってた分の力が出せただけ。実際はとても難しくまだまだ。もっと練習して技術を伸ばしたい」と冷静だった。
二つ下の弟がレスリングをしていたことで競技に興味を覚えた。中学では柔道で県大会上位に入ったこともあったが、農林高校に進学したかったこともあり、文武両面で「好きなことをしたい」と考え、レスリングを選択したという。
「この重い階級は動いてタックルするか、投げを得意とするかのタイプに分かれると聞いた。難しい階級だが、やりがいがある」と一歩一歩成長を目指す。