若い頃はスポーツマン 名護市宮里でカジマヤー 仲本さんの長寿祝う


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カジマヤーパレードで祝福を受ける仲本雄昌さん=10月31日、名護市宮里

 【名護】沖縄県名護市宮里区の仲本雄昌(ゆうしょう)さん(96)のカジマヤーパレードが10月31日、区内で行われた。華やかに飾った赤いオープンカーから手を振る仲本さんに、区民らが祝福の言葉を贈った。宮里公民館前では老人クラブの仲間が踊りや琉歌をプレゼントした。

 仲本さんは旧上本部村具志堅出身。27歳で宮里に移り住んだ。妻ハルさん(2017年死去、享年88)との間に2男5女、孫17人、ひ孫11人に恵まれた。

 若い頃は、バレーボールや陸上の選手として活躍した仲本さん。新型コロナウイルスが流行する前までは週2回のグラウンドゴルフが習慣だった。食べ物は好き嫌いは無いと言い、「酒は好きだな」と、朗らかに笑った。最近は公民館で仲間とゆんたくするのが楽しみだ。

 同居する長女の章子さん(68)は「人当たりのいい性格で、地域の人が何かと声を掛けてくれる。大病もせず健康で何より」と長寿を喜んだ。