3D、CG制作を在宅で! クロス・ヘッドとOCCが新サービス開始


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
テレワークサービスの提供を始めるオーシーシーの天久進社長(左)、沖縄クロス・ヘッドの渡嘉敷唯昭社長=10月26日、県庁

 沖縄クロス・ヘッド(那覇市、渡嘉敷唯昭社長)とオーシーシー(浦添市、天久進社長)は、日本ヒューレット・パッカード(日本HP)が提供する3D、CAD(コンピューター利用設計システム)、CG、映像制作者向けのリモートアクセスツール「Zセントラル・リモートブースト」を使ったテレワークサービスを開始する。

 3DやCADなどのデータは機密性や容量の大きさなどのため、一般的な無償のリモートアクセスではテレワークが困難となっている。日本HPのリモートアクセスツールはデータを暗号化することでセキュリティーを確保。高圧縮で遅延なく大容量のデータを送ることができる。

 オーシーシーが沖縄情報通信センター内のデータセンター設備を提供し、沖縄クロス・ヘッドがネットワーク環境を構築する。リモートアクセスツールとのセットで提供することで、従来の6分の1ほどの価格で提供できるという。天久社長は「安心安全な環境を安く構築できる」と述べた。