宜野湾市、人口10万人目の赤ちゃんに認定証 市長「将来は市を担って」


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松川正則市長(前列右端)から認定証を受け取る末吉こはるちゃん(同2人目)=10月21日、宜野湾市役所

 【宜野湾】6月に市の人口が10万人に達した宜野湾市は10月21日、10万人目に認定された市神山の末吉こはるちゃん(0)と父・洋平さん(31)、母・千尋さん(30)を招き宜野湾市役所1階ロビーで記念セレモニーを催した。こはるちゃんには、かわいらしいドライフラワーが施されたオリジナル認定証が交付された。

 宜野湾市は1962年、人口3万1000人余の宜野湾村から市へと昇格した。2007年1月に9万人となり、今年6月2日に10万人に到達した。

 当初は6月にセレモニーを予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から開催を見送っていた。

 セレモニーであいさつした松川正則市長は「町の真ん中に米軍基地があり環境問題など厳しい中、先代や皆さんがしっかりと街づくりをしてくださったおかげ」だと強調。10万人到達を機に「行政を預かる身としてさらなる発展に尽力したい」と気持ちを新たにした。また、こはるちゃんに対しては「すくすくと成長し、将来、宜野湾市を担ってほしい」と期待を寄せた。

 こはるちゃんの両親は「宜野湾市は子育てがしやすい環境だと聞いている。みんなに愛される子に育ってほしい」と目を細めた。