辺土名商店街に「ハイボールガーデン」登場 ヤンバラー宮城さんらライブやダンス


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 【国頭】「週末お楽しみハイボールガーデン」が10月16日に国頭村辺土名大通り商店街のHENTONA ROUNGE(辺土名ラウンジ 久保勇人代表)前で、17日には商工会隣の空き地でいずれも夕方から開かれた。参加者が音楽ライブやベリーダンスなどを楽しんだ。

ライブをする国頭村観光大使のヤンバラー宮城さん(左)=10月16日、国頭村辺土名

 同イベントは、新型コロナウイルスの自粛後、辺土名商店街や飲食店が一時閉店しテークアウトへ移行したため、以前に比べ辺土名大通りの活気が少なくなったことから、もう一度、大通りに活気を取り戻し、お客さんに足を運んでもらおうと企画された。

 久保さんと、前辺土名大通り会会長の宮城力さん(GREEN ROOM)の2人が協力し「期間・週末・晴天・時間限定」で週末の金、土曜日で開催。出店希望者はHENTONA ROUNGEで受け付ける。

 今回のイベントは、ヤンバラー宮城さん(国頭村観光大使)が、県内でのライブやラジオ番組の出演を兼ねて帰省、会場に駆け付けライブをした。オリジナル曲の「辺土名商店街」「やんばる体操」「ブーゲンビリア」「やんばる渋滞」などを披露、馴染みの曲の演奏に踊り出す客が出るなど、会場を盛り上げた。以前に同じバンド仲間として活動していた、地元の山川隼平さんも登場し、三線で息の合った演奏を披露した。

 今年8月に国頭村へ移住した、リー・喜代美さんは約16年間、東京や横浜を拠点に活動を続けている「フュージョンベリーダンス」を披露した。

 リーさんは「音響や会場の準備や片づけ、私のステージへのアドバイスなど国頭村の皆さんの“結”の気持ちを肌で感じ、感銘を受けた」と述べた。

 「琉球ヒプノめいしゃん」さんによる「お試しカウンセリング占い」もあった。

(新城高仁通信員)