秋の全島闘牛大会 10カ月ぶり開催、中量、軽量級で熱戦展開  


この記事を書いた人 Avatar photo 与那嶺 明彦
土煙を上げながら激しくぶつかり合う闘牛=8日午後、うるま市石川多目的ドーム(新里圭蔵撮影)

 【うるま】沖縄闘牛界最大のイベント、第113回秋の全島闘牛大会(県闘牛組合連合会主催、琉球新報社共催)が8日、うるま市石川多目的ドームで開かれた。新型コロナウイルスなどの影響で2月以降は闘牛大会が中止となっており、10カ月ぶりに開催された。

 体重別で争うタイトルマッチのうち、中量級王者を決める結びの一番では、現王者の古堅モータース☆黄龍が貫禄を見せ、ホホジロ力○志(注・○の中に志)を下し2度目の防衛を果たした。軽量級では、ファイティング大吉が現王者の雷神逞真王に勝利し、初のタイトルを手にした。

 感染防止対策のため観客数を1280人にとどめ、マスクの着用と席の間隔を空けて開催。15日は同会場で重量級を含む10試合が行われる。