沖縄の魅力を動画で満喫 オンラインで鶴見ウチナー祭 音楽ライブや伝統芸能


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オンライン開催となった鶴見ウチナー祭=8日、横浜市鶴見区の鶴見沖縄県人会館

 【神奈川】第5回鶴見ウチナー祭(同祭実行委員会主催、琉球新報社共催)が8日、横浜市鶴見区にある鶴見沖縄県人会館で開かれた。鶴見区は大正時代以降、職を求めて沖縄から来た人たちが、県系人の社会を築いてきた。

 鶴見ウチナー祭は例年、鶴見区内の公園を会場に多くの観客を集めて実施するが、今年は新型コロナウイルスの影響でオンライン開催となった。県人会館では、かりゆし58の前川真悟さんや歌手の平川美香さん、イチャリバーズ、島袋李奈さんらの演奏、琉舞や三線の伝統芸能がライブ中継で披露された。事前収録したエイサー演舞や沖縄料理などの企画映像も配信された。

 下里優太実行委員長は「2016年に始まった鶴見ウチナー祭は昨年7万人の観客を集めた。コロナ禍の今年は、今できることは何かと議論してオンライン開催を決めた」と話した。開催に伴うクラウドファンディングで、全国から約100万円が寄せられた。