「多頭飼育崩壊」を防げ 動物愛護団体が生活困窮者らの飼い猫の去勢費用募る


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 動物愛護活動を展開する団体「琉球わんにゃんゆいまーる」は、うるま市の生活困窮者や高齢者の飼い猫150匹に不妊去勢手術をするための資金124万円をクラウドファンディングで募集している。猫の「多頭飼育崩壊」を未然に防ぐことが目的だ。

 募集期間は12月18日まで。7日時点で74万2千円が集まっている。

 目標額達成後は、うるま市環境課、地域包括支援センターなどと協力して活動する。

 「琉球わんにゃんゆいまーる」の畑井モト子代表理事は「自治体と連携することは珍しい。金銭的余裕がない人や相談することができない人に寄り添いながら環境づくりをしたい」と語った。