陸自オスプレイ 駐屯地外の飛行取りやめ 試験飛行中に警告表示 千葉・木更津 


この記事を書いた人 Avatar photo 慶田城 七瀬
初飛行する陸上自衛隊のオスプレイ=6日、千葉県の陸上自衛隊木更津駐屯地

 【東京】防衛省は10日午後、陸上自衛隊木更津駐屯地に暫定配備されている輸送機オスプレイについて、駐屯地内で試験飛行(ホバリング)中に警告表示が確認されたとして、同日から実施予定だった駐屯地外での飛行を取りやめたと明らかにした。陸自は再点検を行うとしており、現段階で具体的な問題点は不明だ。今後の飛行日程は未定となっている。

 防衛省によると駐屯地内を試験飛行していた午後3時前に警告表示を確認した。当初予定では同日正午から駐屯地外の東京湾南側や相模湾を飛行する予定だったが、取りやめになった。
 防衛省は飛行再開の時期は未定とした上で、木更津市など地元には事前に説明する考えを示した